愛されたい妻の妻活!挑戦記録

夫婦仲を見つめ直しつつ妊活に挑んだ1年半の記録

4クール目結果

今回は4クール目の結果についてお話します。

 

生理予定日からちょうど1週間過ぎ、あまりにそわそわするのですぐ検査薬を試しました。

 

その時の気持ちは今でも忘れません。

 

人生で1番緊張した瞬間でした。

 

検査の瞬間はうまく呼吸ができず、手が震え、歩くときは足にも力が入りませんでした。

人間極度の緊張状態になるとこうなるんだ…と思いました。笑

 

そして震える手で検査をして、少し待ちます…。

 

この待つ時間が地獄ですね…。

 

赤ちゃんが来てて欲しい。お願い来てください。もう終わりにしたい。でもきっと駄目だろう。ラインがなくても落ち込んじゃだめだ。きっとない。ないに違いない。大丈夫、また次がある。

 

なんとも複雑な感情です。

駄目だった時にショックを受けないように、(どうせ受けるんだろうけど、)もう最悪の想定をしておきます。笑

 

時間が経って結果を確認するときは、もう身体に力が入ってません。笑

呼吸も下手くそ。

冷や汗もやばい。

 

 

そしてゆっくり検査薬を表に向けます。

 

 

―2本のライン―

 

 

 

えっ…。

しばらく思考停止し、検査薬の箱の裏と何度も何度も何度も見比べ、そして今度は本当に全身の力が抜け、トイレに座り込みます。

 

ゆっくり呼吸します。

そして次は涙が溢れます。

 

やっと来てくれた……。

ありがとう。ありがとう赤ちゃん。

嬉しい。とにかく嬉しい。本当に本当に嬉しい。

検査薬を裏返すまでの自分と、見る世界が180度変わったような気がしました。

 

しばらく落ち着くまで便器に座り過ごしました。笑

 

結婚してから5年…。

本当に長かった…。

後から結婚した友人や同期入職の友達、後輩にまで次々追い抜かれていきました。

今思えば、競い合うものではないのですが、当時は妊娠できない自分が悔しくて、情けなくて。

表面では笑顔でおめでとうと良い、心の中では妬ましい気持ちを抱いてしまう自分が大嫌いになりました。

 

 

 

結婚当初からレス傾向ではあったものの、行為をする際は避妊はしていませんでした。

夫は結婚当初は子どもの希望がなかったようですが、私から誘うときは排卵日付近を意識して誘っていました。

それでも約5年間、授かることはありませんでした。

夫との関係改善(妻活)を試みてからは1年半。

2人だけで妊活を始めてからは丸1年。

クリニックに通い始めてからは4ヶ月。

クリニックに行き始めお互いに不妊の原因が無いとわかり、より世界が真っ暗になった気がしました。

原因がないのに赤ちゃんが来ないのはなぜ?

タイミングを合わせても来ないのはなぜ?

私達が親なのが嫌なのかな?

親になる資格がないってこと?

なにをどう頑張ればいいのかな?

 

出口のない迷路に迷い込んだみたいでした…。

 

 

傍から聞けば

 

なんだ、すぐ授かってるじゃん

 

と思われるかもしれません。

 

でも私にとってはとてもとても長い戦いでした。

 

 

その日は自分が世界で1番幸せな人間になったと感じていました。

仕事から帰った夫に速攻話しました。

夫は冷静に喜んでくれ、

思ったより早かったね。

と言いました。笑

 

 

おおう、あなたは本気出したのほんと最近だもんね。笑

 

 

とりあえず妊娠検査薬陽性。

言葉に言い表せられないくらい嬉しかったです。

 

 

そしてここから、お腹に赤ちゃんが宿ったことで感じる不安や恐怖と戦うことになりました。